日本一小さな(おそらく)ケーキ屋さんの新築店舗
A.C.L(アルク)様は、横浜で30年以上ご活躍されたパティシエオーナーが営む、住宅地にある小さなケーキショップです。
今回、プラ株式会社は、A.C.L(アルク)様の新築店舗を設計・施工しました。
課題
・限られた敷地内で、お客様とパティシエのコミュニケーションを大切にした空間を実現すること
・こだわりのケーキを美しく陳列できる空間を実現すること
・住宅地に調和する、可愛らしい外観を実現すること
解決策
・対面販売形式の店舗とし、お客様とパティシエの距離を縮める
・ケーキをショーケースだけでなく、壁面にも陳列できる什器を設計
・グリーンをアクセントにした、可愛らしい外観デザイン
店舗デザイン
パティシエと繋がる空間
A.C.L(アルク)様のこだわりは、お客様とのコミュニケーションを大切にすることです。
そのため、店舗は対面販売形式を採用し、お客様とパティシエが気軽に会話できる空間を実現しました。
ケーキの魅力を最大限に引き出す空間
こだわりのケーキを美しく陳列するため、ケーキをショーケースだけでなく、壁面にも陳列できる什器を設計しました。
パティシエのイラストを参考にロゴマークを制作。お店の看板にもなっています。
住宅地に調和する外観
住宅地に建つ店舗ということで、可愛らしさを残しつつ、周囲の景観に調和する外観デザインを提案しました。
グリーンをアクセントにすることで、温かみのある雰囲気を演出しています。
施工後のご感想
A.C.L(アルク)様は、新築店舗について、以下のようなご感想を述べられています。
「建ててみると思ったより中が広かったです。狭いスペースでも効率や収納を考えれば十分に製造の
スペースが取れるなという事が分かりました。あと、売店の方の天井を高くするように設計していただいて、
圧迫感がなくて、お客様にもとても好評でとても良かったと思います。」
敷地内の限られたスペースで、隣地境界や避難経路、建ぺい容積率など、
建築法規上の制限を差し引くことから、建築可能な面積を算出。
その結果、4.7坪という小さなスペース、売場と厨房を確保する
様々な難問をクリアして、住宅地でも印象に残る店舗の外観デザインと、
出来るだけ沢山の商品を陳列し、効率良く接客できる内装を考えました。
具体的には、以下の工夫をしました。
壁面や天井を白とグリーンで統一し、開放感を演出
売場と作業場を仕切る観音扉、
壁面には焼菓子を置く造作棚を設置、これらの工夫により、
小さなスペースながらも、広々とした印象を与え、
効率良く接客できる店舗となりました。
また、アルクさんは、季節のフルーツを使ったケーキや焼菓子が人気です。
そのため、ショーケースは奥行きを活かして、
多くの種類のケーキを陳列できるようにしました。また、照明の明るさや色味にもこだわり、
ケーキの美味しさを引き立たせるようにしました。
これらの工夫により、アルクさんのケーキは、より美味しく、魅力的に映える店舗となりました。
おそらく日本一小さな、工夫いっぱいの小さなケーキ屋さんができました。
30年以上横浜でパティシエを務めたオーナーが、地元浜松に帰って
親子で始めたケーキSHOPアルク(A.C.L)では、ケーキから焼き菓子まで、
バリエーション豊かなスイーツが並び、
ご希望に応じたイベント用ケーキ(誕生日や記念日)などのお問合せにも対応
しています。
新築店舗や店舗リノベーション、店舗開業など
ご相談がありましたらプラ株式会社まで
お気軽にご連絡ください。